いつの間に人生100年時代になったんだ!


昨年、私は30数年勤めた会社を定年退職してセカンドライフに突入しました。

私が大学を卒業して会社に就職したのはもう40年近く前のことでした。

その頃は55歳で定年だったと思うのですが、就職したばかりの私にとっては
定年はまだまだはるか未来のことに感じられました。

当時の感覚では、定年退職すると退職金をもらって、その後はすぐに
年金がもらえるので、もう生活のために働く必要はなくなります。

現役をリタイアして、残りの人生を自分の好きなことをしながら
退職金と年金で生活していくというのが普通だったと思います。

私や妻の父親は80歳過ぎで亡くなりました。

今から10年くらい前までは、私も80歳前半まで生きるとして、
定年後20数年と考えると退職金と年金とでなんとかやっていけそうかなと
思っていました。

しかし、そのような考えは甘いということに気付いたのは、定年を迎える
3年ほど前でした。

一つ目は年金の問題です。

私の場合、会社勤めだったので厚生年金を払ってきました。

しかし、厚生年金の支給開始年齢が段階的に遅らせられて、私の場合には
現役時代の給与に応じて支払っていた分(報酬比例部分)は63歳
からしかもらえません。

また、基礎年金部分は65歳からしかもらえないんです。

つまり、60歳で定年退職して何もしなければ、3年間全く収入がなくなる
わけです。退職金を相当切り崩さざるを得ません。

もらえる年金の金額も十分とは言えません。

年金定期便というのが送られてきて、自分がもらえる年金の金額が
わかるのですが、年金が満額もらえるようになっても、この金額では
毎月赤字になるのは容易に判断できました。

20数年前に建てた自宅はかなりガタがきています。

住宅ローンは払い終わっていますが、最近は地震も多いので、
修繕や最悪は建替えのことも考えなければいけません。

二つ目の問題は日本人の寿命がどんどん伸びていることです。

もちろん自分が何歳まで生きるかは誰もわかりません。

しかし、昔は男の人で90歳以上の人はめったに見かけませんでしたが、
最近は結構普通にいますよね。

そして、マスコミ等でもいつの間にか「人生100年時代」とか
言い出しています。

そう考えると、自分も100歳近くまで生きる可能性があるということです。

つまり、あと40年生きることも想定しておかなければ
いけないんじゃないか、と思います。

ということで、定年は単なる通過点で、その後も何らかの形で収入を得ていく
必要があるという結論に達したわけです。





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